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本日のちっさな事件簿と過去の痛みの最優秀。

現在5時です。

眠たい目をコスリながら、
痛みを堪えながら明日の準備をしています。

お茶を飲み過ぎたのか、
頻繁にトイレへ。

その帰りにそれは起こりました。

バキッっっっっ!

痛打しました。
右足の小指。

しかも意味が分かりません。
高さ数ミリの段差です。

ヒットの瞬間叫びたいのを堪え、
しゃがみ込み固まる。

まわりは暗い。
数十分にも感じる痛みとの戦い。
目はうるみ、鼻水が軽く流れそうになり、
場所は玄関付近で寒さとも戦わなければならない。

そして長かった戦いは終わり、
明るい居間へ。

軽く皮が剥け、血がにじみ、
赤くなっている。

その哀れな小指を見ると余計に痛みが増す。

できるだけ見ないように明日の準備をし、
たばこに火をつけ、
ふーーーーー。

落ち着いたところで問題の哀れな小指を再確認。
軽く腫れてる。

で、今に至るワケです。


この何かに体の一部をブツけるというのは、
ボクの場合物心ついた頃から毎日必ず1日に一度起こります。

あまりに日常の出来事なので、
いつどんな時にどこをぶつけたかなんて覚えていませんが、
その中でも特に痛い話をひとつ。

剣道の道場で寒稽古に勤しむ高校生の頃でした。
当時メチャメチャ小さかった私は(タテは今も、ヨコは当時より25kg増)
得意技のひとつに飛び込み面という技があり、
(相手の竹刀が下がった瞬間を狙い広めの間合いを一気に詰めながら面を打つ)
その突進力に磨きをかけようと繰り返し繰り返し挑んでいました。

もう何十本打ち込んだからわからない程疲れ果てた頃。
足にアツさを感じました。
寒稽古で裸足だからアツいはずないのに。

下を見ると、血だまりが...。

※ここから心臓の弱い人は見ないでください。

おそるおそる自分の足を見てみると、
右足の親指の付け根から、
皮がべろんと足の半分くらいまで剥けて、
靴を脱ぐ時に一緒に脱げてきちゃった中敷のようになっているのです。

古い作りのその道場は釘で床板を打ち付けており、
何度も何度も叩き付けられる足の振動で釘の頭が数センチ出ていた様なのです。

そこに摺り足で、しかも勢いをつけて飛び込んでいたものだから...。

この時まだアツさ以外の感覚はありません。
ケンケンで道場の控え室に移動。
座ってどうしようか悩んでいると。

師範が手にロウソクを持って近づいてきました。
「皮を切ってその代わりにロウソクで皮膚を作るぞ!」

(な...な....ナニっ?!)

嘘でしょ?

ロウソクに火をつけた師範は他の指導者の方達にボクの足を抑えさせ、
ポタリ、ポタリ。
痛覚も戻り始め、こんな痛み味わったことないよセンセイ...。
と思い始め、拷問じゃないかと気付き、こんな心の叫びが。

俺はMじゃねぇーっ!!!

遂にはそのロウソク1本分をボクの足の裏にたらしきりました。

「ホラ歩けるようになったべ??昔の人はこうやって治したんだ。」
ソウジャナイヨ。師範。
救急車呼ブンダヨ。現代デハ...。

昔の人は我慢強かったんだなぁ...。

って、んなわけあるかー!
とノリ突っ込みしたいのを堪え、
先生のうちのひとりの車に乗って病院へ。

病院でキズグチに密着したロウを剥がしてもらってる間、
もちろんその先生は看護婦さんにガッツリ怒られていました。

昔はそんな治療法が剣道家の間にあったそうです。
ホントかなぁ。

今ではキレイさっぱり直っていますが、
あの痛みは32年間の人生の中で、
最優秀賞を獲得したと思います。

そのおかげで、
今、多少の痛みはなかったことにできてしまいます。

これは果たして良いことなのか?悪いことなのか?




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