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火車ーひぐるまではなく、かしゃ。

本日読了。

火車 (新潮文庫)宮部みゆき
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久々の宮部みゆきさんの本です。
とにかく読み易く、
軽めに読み切れるのが特徴。
「重い」「疲れる」本の間に、
思い出しては良く手に取る作家さんです。

今回は指輪物語シリーズを読み始めようと思って、
その前にちょっと頭休め本を探しにぶらり。

新潮文庫のキャンペーンでオススメされていた本で、
ついつい表紙の「ひぐるま」というタイトルに目を引かれて
手に取りました。

良く見ると「かしゃ」。
心の中で小さく恥じらいながら購入しました。


前置きが長くなりましたが、
内容です。

少し前の社会問題。
金融の多角化に消費者がついて行けなかった悲劇な話です。

主人公の設定が警察官なのに怪我をして休職中。
設定が面白い。
一般人のできることの範囲で捜査を進めて、
核心に迫って行く流れは
「なるほど」「そうか」などと、
ついつい心の中でツイートしてしまいます。

もう少しだけ心の中の声を出してみると、
イカリさんはいない方が良かったなぁ。
最後まで一般人のできることで
突き通してみてほしかった様な気もする。


なんてことも思ったりもしますが、
安定して面白く読めました。

ついでに過去に他に読んだ本も薦めておきます。
レベル7 (新潮文庫)」格付け!!
クロスファイア (光文社文庫)」超能力!!
R.P.G. (集英社文庫)」現実ゲーム!!
ブレイブ・ストーリー(角川書店)」ファンタジー!!
いずれも何度も読んでいます。

こうして並べてみるとSFも好きなんだなぁ。


...で、
実はこの「火車」でも思いました。
「もう少し全体の前後が欲しいなぁ。」

読者側の想像力に委ねてくれているのだと思いますが「間違ってたらごめんなさい」
いつもとても個人的に思うところがあるのです。

創り出した物語の結末は創り出した人に決めてほしい。
マンガにしても映画にしても、
もちろん小説にしてもゲームにしても。

「日常を切り出した作風」の場合は除きますが、
予想外のポイントで突然フェイドアウト(マンガだと光の扉に消えて行く的な表現)されてしまうと、
唐突に現実にはじき出されて、
すぅっと温度が下がってしまう様な気がするんです。

もちろん人によって感じ方は違うので、
これはあくまでもごく私的な見解です。


そんなことを思いながらも面白くて何度も読んでしまうんだから、
やっぱりスゴいんですよね。

さぁ次は指輪物語が先か村上春樹さんの作品が先か、
乞うご期待。
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