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タイトルが何とも言えずカッコ良い

kokkyouno.jpg

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)読了。

何やらタイトルを見ただけで荒涼とした遠い風景が見えるようです。

「東へ西へ」とか「この世の果て」とか日清カップヌードルのCMとかを
思い出してしまいました。

が、しかし!
内容は国境や方角とは一切関係ありません。

いや...みなさんは解ってますよね。


スプートニクの恋人に続く恋愛小説?でした。
なんだか色々と胸が苦しくなったり、
記憶に襲われたりしてしまいました。

今のところ個人的好みで言うと、
村上春樹さんの本は羊シリーズや、ねじ巻き鳥の様な
後味爽やかなアタリが好みです。

一気に読み上げられたので面白いのは面白いんです。
疲労感に教われましたが。

まぁ恐らくここんとこ暗めの本ばかり読んでいるせいもあるのでしょうが...。

今の心境にはちょっぴり重たかったっす。
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茶色いバッタと緑のバッタ

glasshopper.jpg

ゴールデンスランバーに続き、
伊坂幸太郎さんグラスホッパー (角川文庫)読了。

カバーより。
「復讐を横取りされた。嘘?」元
教師の鈴木は、妻を殺した男が
車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる
殺し屋の仕業らしい。鈴木は正
体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、
ナイフ使いの若者・蝉も「押し
屋」を追い始める。それぞれの
思惑のもとにー「鈴木」「鯨」
「蝉」、三人の思いが交錯すると
き、物語は唸りをあげて動き出
す。疾走感溢れる筆致で綴られ
た、分類不能の「殺し屋」小説!

読み終わりまでちょっと時間がかかったけど、
概ね面白かった。

限りなく一般人の「鈴木」を中心に話しが進んで行くのですが、
右から左から、上から下から、
コワい業界人がどんどん溢れてきます。

コロシヤだらけでサツバツとしているけれども
どこかしら日常とのつながりを切らずに
最後まで語りきってます。

「鯨」と「岩西」のやり取りのあたりが好きかなぁ。

やっぱし句読点が気になる。

恐らく伊坂さんのスタイルなんですよね。
句読点を多めにおいて、
一節一節をきちんと読ませる。

ぼく的には後半盛り上がる部分、
カバー裏の言葉を借りると、「三人の思いが交錯するとき、
物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた云々」
のアタリからは句読点を減らしてほしいなぁ...。
なんて思っちゃいました。

実際、緊張感とか集中から抜け易くなっちゃうんですよねぇ。
(まぁぼくはたいした文章も書けないので缶コーヒーのCMをおもいだしてしまいましたが...「じゃキミがやってみなさいよ」的なCM。)

一人称多人数小説。
この語り口は結構好きです。

なんだか「貝獣物語」を思い出してしまいました。
(気になる人は調べてみてね。)


次はキングです。
数年ぶりに「新書」カテゴリの本を買いましたよ。

なんかビートルズづいてるなぁ

東野圭吾さん手紙読了。

tegami.jpg

なんだかここのところビートルズ続きだなぁ。
なにげ仕事中のBGMもそうだし。

また、バツグンのタイミングで流れるんだ。
HELP!
ってさ。

ゴールデンスランバーを読んだ直後に
「手紙」でイマジン。


いや、あのそうじゃなくて。
今日は脱線早いなぁ。

やり直します。

東野圭吾さん手紙読了。
結論から。
オススメです。

カバー裏より。
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。
弟・直貴の元には、獄中から月
に一度、手紙が届く……。しかし、
進学、恋愛、就職と、直貴が幸せを
つかもうとするたびに、「強盗殺人
犯の弟」という運命が立ちはだか
る。人の絆とは何か。いつか罪は
償えるのだろうか。犯罪加害者の
家族を真正面から描き、感動を呼
んだ不朽の名作。

アオリの通りの内容です。
長く書いてる人は流石だなぁ。

文章がとてもキレイです。
テンポ良くラストまで一気に読みました。

ページ数のワリにかなり早く読み終わりました。

面倒ごとには深く関わりたくない人々の動きをつぶさに描いた内容で
色々と深く考えさせられました。

上辺だけの親切で傷ついている人がたくさんいると思うんです。
(ぼくもよくやってしまふ。あいたたた...。)

この作品を読んで思い出したことがあります。
まだ専門学生だった頃、
友人に同じ様な境遇「親が服役している友人」がおりました。

無論絶対に名前は明かしませんし、
誰のことかわかってしまうようなことは書きません。

今でも理由は解りませんが、
なぜかぼくにはそれを明かしてくれて、
困ったことがあると時折相談してくれました。

ぼくにはそういった経験は全くなかったので、
彼女の気持ちは恐らく理解できていなかったと思います。
「申し訳ない」とおもいながらも、
話だけは聴いてあげられると思って、
ただただ頷いていたのを覚えています。

やっぱりとても苦しんでいました。
部屋を借りるのも、アルバイトをするのも、
嘘をつかなければならない。
学校でも親しい友人にすら隠さなければならない。

15年も前のことですし連絡先もわからなくなってしまいましたが、
今となっては恐らく結婚もして籍も替わっているでしょうし、
(もちろん推測ですが)
社会に出てからは影響も幾分か少なくなっていることと思います。

ただ、苦しんでいたときにリアルタイムで話を聴き、
非常に胸が苦しくなったのを覚えています。

失敗や犯罪などを起こしてしまった本人が苦しむのならともかく、
まわりの人間が苦しむのはあってはいけないことだと勝手に思っています。

衝動的とか計画的とかそんなことは関係ありません。
生きて生活している以上、他人と関わりのない生活なんてあり得ないんだから、
「なにか」をしてしまう前に考えてほしいと思うのです。
もちろんぼくも。







あ。
ちょっとまじめになりすぎましたか、
話をがらりと変えましょう。

先日書いたゴールデンスランバーの件観ましたよ。

映画版ゴールデンスランバー

概ね面白かったですよ。
ただ順番が逆だったかも。

映画を観てから原作を読めば良かったと思いました。
はしょり具合も丁度良く、
必要なツボは抑えていたと思います。

一ヶ所だけ。
年配警官とのやり取りのくだりとシチュエーションの変更はどうかなぁ。
雰囲気をだすのには結構必要なシーンだったんじゃないのかしら。
と、ちょっぴり思いました。

そして、
その時がやってきます。
ロールが流れた瞬間に大きな声で突っ込みました。
「そこはゴールデンスランバーでしょ!」

そうなんです。
エンディングロールのBGMが斉藤和義さん。

いや、斉藤和義さんは好きなんですけどね。
歌うたいのバラッドとか歩いて帰ろうとかね。
かなり好き。

だけどここまでゴールデンスランバーをキーワードにやってきてるんだからさぁ。
と思ってしまいました。

この曲と原作者の逸話からでた選曲のようですね。

例えるなら、とても面白い小説を読み終わった後に、
妙に訳知り顔で書かれたあとがきを読んでしまったみたいなね...。
すっと空気が抜けちゃいました。





長い上に、文章が乱れてしまいましたが、
残念ながらもう修正する体力がありません。

今日はこの辺で...おやす...み..なさ.....

んん?ドッペルゲンガー

_DSC6810.jpg

スプートニクの恋人(講談社文庫)読了。

講談社文庫は表紙にPPかかってる。
本は財産だと思っているのでこれはうれしい。

装丁のことはともかく、内容。
ドッペルゲンガーが見えた人が主役じゃない。
珍しい気がするなぁ。

大概こういった体験をする人は、
よその本や漫画などでは大概中心人物として描かれていた様な気がするけど。

しかも具体的に語られるのはわずか数行。
切り口おもしろいよなぁ。


カバー裏のアオリ。
22才の春にすみれは生まれて初めて恋
に落ちた。広大な平原をまっすぐ突
き進む竜巻の様な激しい恋だった。そ
れは行く手のかたちあるものを残らずな
ぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽
に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶ
した。ーーそんなとても奇妙な、この世
のものとは思えないラブ・ストーリー!!
だそうです。

読んだら「ラブ・ストーリーなの?」ってなりますけど、
面白かったですよ。

彼らしい文章と世界観は、
THE村上春樹という感じです。

読んでいる最中の傾倒する感じや、テンポは
他ではなかなか感じられないですよね。

そこらへんスゴい。
日本に住んでいるほぼ全ての人が
同じ言語を使って同じ文字を書いているのに、
この人が書くと、
この人だけのものになる。

ボクは残念ながらハルキニストと呼ばれるほど傾倒できないけれど、
彼を崇拝している人たちの気持ちもすこしだけわかる様な気がします。


酔っぱらっているので
(訳:何かいちゃうかわかんねーので)
ここまでにしておきます。

次は何を読もうかしら?

単身赴任の川久保さん格好よすぎます

制服捜査読了。
seihuku.jpg

面白かったぁ。

あらすじ。
例の道警の一連の流れで刑事から突然駐在さんになった主人公が
長年培ったカンと経験から見えなかった埋もれた犯罪に気がつき、
あくまでも駐在として独自の捜査方法で解決していく話。

やはりいつもの様に
佐々木譲さんの本はスピード感と組み立てがすんばらしい。

時系列が複雑に移動したり観点が変わったり、
という様な派手な仕組みはありません。

コツコツと積み重ねたものを
一気に最初から最後まで坂道を下る様なスピードで読ませる感じ。

この人の文章にふたつ名を付けるなら堅実で豪放。
(ゴメンナサイ...ボク結構あほなんで許してください)

とにかく笑う警官シリーズにしても警官の血にしても
この制服捜査にしても主人公がカッコいいのです。

きわめて現実的な背景の中で描かれている登場人物達なのですが、
ハードボイルドでもなくSFでもなくヒーローものでもないのになぜか光る。

幼い頃に考えていた「カッコいいおまわりさん。」
を思い出します。
(父ちゃんが観ていたら困るので...ゴマ摺っとく)

笑う警官シリーズに至っては、
道警の例の問題がありありと描かれているのに、
読み終わった後には
「ちょっと公務員試験受けてくるわ」
と言ってしまいそうになるほどです。

因にボクは突入せよ!「あさま山荘」事件踊る大捜査線を観た後にもそうなります...。
単純でノリやすいんだよね。基本的に。

まぁその分を差し引いてもオススメです。

映画版「笑う警官」はちょっと残念だったなぁ。
キャストが抜群だっただけに。
残念。


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